妊娠初期の肌荒れについて

妊娠しますと体調に変化が生じてくるのですが、精神的にも不安定になる時期ですので、肌荒れになりやすい状態になります。

妊娠初期の肌荒れを少しでも正常に保つためには、規則正しい生活をおくり、栄養のバランスを考えて食事を摂るようにしてください。

妊娠初期の体の変化から食べ物の好みが変わったり、過食や少食気味になったりすることがよくあります。赤ちゃんのためにもバランスの良い食事による栄養補給が大切ですが、ご自身の身体やお肌のことも併せて考慮するようにしてください。

肌荒れを防ぐには妊娠初期に関わらず、こまめに洗顔をしてお肌を清潔に保ち、保湿を心がけるようにしてください。妊娠中に発症した肌荒れである場合には、多くの人の場合は出産後に改善されていきます。

妊娠初期の肌荒れ予防についてですが、妊娠初期とは1ヶ月-3ヵ月位までの期間をいいますが、妊娠初期はとくにホルモンの変化がおこりますので、普段は何ともない方も肌荒れする人が多くなります。生理前に肌荒れがおこりやすい人は妊娠中にも肌荒れを起こす傾向が強いといわれています。

妊娠初期の肌荒れ対策としての注意点をあげておきます。

1.バランスの良い食事を考え、暴飲暴食は避けてください。
2.水分はしっかり補給するようにしてください。
3.部屋は湿度は50-60%になるように加湿してください。
4.洗顔料は刺激の少ないものを使用し、化粧水も保湿性の高いものを選ぶようにしてください。
5.睡眠はしっかり取るようにしてください。
6.皮膚科で治療する場合は、受診前に妊娠していることを告げるようにしてください。