妊娠中の肌荒れについて

妊娠中の肌荒れについてですが、赤ちゃんとご自身の栄養を考え、いろいろな面に注意が必要ですが、妊娠中の肌荒れはどのような症状で、どのようにすれば予防や改善出来るのかお話しします。

妊娠中はホルモンのバランスにより普段よりメラニン色素が増えてしまいますので、シミ、シワなど肌荒れが起こりやすくなっています。
外出する時は紫外線対策としてUVカットの効果がある化粧品を使い、日傘や帽子などで直射日光を避けるようにしてください。お食事は肌荒れ対策に効果のあるビタミンをしっかり摂ることをおすすめします。

妊娠中の肌荒れ対策に効果のあるビタミン、

◇ビタミンC
食物ではピーマン、じゃがいも、みかん、レモン、キャベツ、いちご、ブロッコリーなどに多く含まれています。
効能はメラニン色素の発生を抑制し、コラーゲンの生成に役立ちます。

◇ビタミンE
食物では豚のレバー、落花生、アーモンド、抹茶、マヨネーズ、ひまわり油などに多く含まれています。
効能はホルモンの分泌を円滑にしてくれます。
血行がよくなり肌のシミなどの肌荒れや、保温効果により冷え性を防止してくれます。普段でもビタミンEが不足しますとシミが出来やすくなり、皮膚の抵抗力が弱くなります。

妊娠中は出産が近くなればなるほど体重が増加し、赤ちゃんの成長に従いお腹もどんどん大きくなってきます。何気ない、立ち座わりといった行動も大変さを感じるようになり、汗もかきやすい身体になってきます。
汗をかくようになりますとほこりなどが付着しやすく肌が汚れがちになりますので、洗顔や保湿をしっかり行い、シャワーなどで体を清潔に保つことが、妊娠中の肌荒れを防ぐことに繋がります。