赤ちゃんの肌荒れは、ご自身の肌荒れより気になりますね。赤ちゃんはしゃべれない分、痒いのか痛いのか分かりませんし、市販の変な薬を塗る訳にもいきませんので、症状と予防、改善について簡単におはなししますので、ご参考にしてみて下さい。
人間の肌は汗を出すことで体温の調節をしたり、外からのばい菌から身体を守る役割を持っています。赤ちゃんのお肌は薄くて繊細ですので、よだれや汗、衣類のこすれや気温の微妙な変化で肌荒れを起こしてしまいます。
赤ちゃんのお肌は常時清潔に保つよう心掛けて、衣類やタオルなどもできるだけ柔らかいもので清潔なものを使うようにしてください。
◇乳児の湿疹について
顔などに赤いブツブツとした湿疹がでたり、黄色いかさぶたのような湿疹ができたりするものです。発症の時期はさまざまですが生後2、3週間から2ヶ月位の赤ちゃんによく見られます。大半は自然に治癒しますが、沐浴する時にやさしく洗い、とくに患部あたりは清潔にするようにしてください。
◇おむつかぶれについて
おしりの肌が赤くなってただれたり、ブツブツができたりします。おむつでむれるために、肌が傷つきやすくなっています。おしっこやうんち、おしり拭きの摩擦によってかぶれを発症してしまいます。
おむつはできるだけ清潔なものに、おしりは沐浴時にやさしく汚れを落とし、おしりを拭くときにはできれば柔らかい濡れたタオルでやさしく拭いてあげてください。
◇アトピー性皮膚炎について
顔や体全体に赤い湿疹がでて強いかゆみを伴います。
アトピー性皮膚炎の原因は、さまざまなのですが、自分自身の汗やほこり、ダニ、乾燥、遺伝などが主な原因と考えられています。
家庭でのケアは清潔にすることですが、病院で診察してもらうことをおすすめします。
赤ちゃんの肌荒れについて