肌荒れ対策でのスキンケアについてお話しします。
肌荒れの症状によってスキンケアの仕方が異なってきますので、症状別に列挙してみました。
◇乾燥肌タイプ
乾燥肌タイプの皮膚は、角質層や皮脂の水分、皮膚のうるおい成分が少なくなっている肌を「乾燥肌」といい、カサカサがおこりやすい状態になっています。
乾燥肌は洗顔した後に、何もケアしないでそのままにしているとお肌がつっぱって、さらに乾燥して肌荒れが進行してしまいます。
洗顔した後はまず保湿効果の高い化粧水で水分の補給を行い、その後で栄養価のあるクリームを塗るようにしてください。塗り方も3分おきに3回ほど重ね塗りをしてください。
◇脂性肌タイプ
脂性肌タイプのお肌は、水分や皮脂の分泌量が多すぎる肌を「脂性肌」といいますが、肌にすぐ脂が浮いてきてテカテカする肌のことです。
メイクをした後は洗顔を頻繁にすることができませんので、余分な皮脂はあぶら取り紙やティッシュでまめに除去するようにします。できればティッシュをお使いの場合はできるだけ軟らかめのものをお使い下さい。
脂性肌は乾燥肌と違って肌が脂っぽいからといって、洗顔後に何もケアしないで放っておくのは禁物ですので、さっぱり系の化粧水で水分を補給するようにしてください。
◇混合肌タイプ
混合肌タイプが一番多く見られるのはお肌です。
額や鼻すじのＴゾーンはテカテカしやすい脂性肌で、頬や目のまわり、顔の輪郭部のＵゾーンは乾燥肌といった、部分によって乾燥肌と脂性肌が混在している状態ことです。
乾燥しているＵゾーンには美容液などで水分を補給してください。
脂性のＴゾーンは皮脂腺が活発ですので、脂性肌と同じスキンケアを行うようにしてください。
◇敏感肌タイプ
敏感肌タイプは、外部の刺激、紫外線、乾燥、摩擦などや化粧品などに含まれている成分に敏感に反応してしまう肌の状態を「敏感肌」といいます。
天然成分の刺激の少ない洗顔料でやさしく洗顔し、化粧水を丁寧になじませるようにやさしく塗るようにしてください。
敏感肌の人は充分な睡眠とバランスの良い食事、適度な運動を心がけるようにしてください。
肌荒れとスキンケアについて
