手足の肌荒れについて

手足の肌荒れの場合は、手あれしてしまっても、手を使わず生活はできないので、一度手荒れてしまうとなかなか治りにくいものです。

手荒れによって角質のバリア機能が損なわれてしまいますと、水に触れただけでも、髪に触れただけでも、それが刺激となって手荒れしていく悪循環になってしまいます。手荒れを改善していくために一番大切なのは、手を徹底的に保護してあげることです。

手荒れ予防対策では、水仕事を行うような時には必ずゴム手袋をつけて、刺激の強い洗剤は絶対に使わないように注意します。刺激という面では野菜の泥やアクなどでも手荒れを進行させてしまいます。

水は手が乾燥などしている場合は、手に良い影響の様に思いがちになりますが、実は手を水に濡らしただけでも、手のうるおい成分が流れ出てしまいますので、手を洗うのも必要最小限にする様にして下さい。手を洗った後もすぐに水気をやさしく拭いて、ハンドクリームをつけて保湿するようにしてください。

足の裏はいつも体重がかかりますので、どうしても角質が厚くなり硬くなります。この状態は手にも出来る「タコ」と同じ状態です。足の裏は唇などと同じく皮脂腺が少ない部分ですので、乾燥しやすい部分なのです。足の裏も手入れをしないと皮膚がどんどん厚くなって、更に乾燥しやすくヒビ割れしやすくなってしまいます。

足の裏の皮膚が厚くなってきたときは、お風呂で足の裏の皮膚が柔らかくなったときに軽石で軽くこすって、余分な角質を落としてしまいます。お風呂から上がったら「尿素」が含まれた保湿クリームで古くなった角質を取り除くと良いです。