肌の保湿とは、肌に水分を与えることではなく、水分を保つことをいいます。
保湿成分を与えることで乾燥しにくい肌へ改善することが保湿の目的です。
肌の保湿で乾燥しにくい肌は、保水力のある肌になれば、空気が乾燥しても、肌は乾燥しにくくなります。肌における保湿成分は、セラミドやヒアルロン酸などです。保湿成分は美容液やクリームに多く含有されていて、化粧水には殆ど含まれていませんので、美容液やクリームで肌の保水力を高めましょう。
肌が乾燥してくると、肌が硬くなって角質のバリア機能が低下してしまい、外からの刺激から肌を守ろうとして、角質が厚くなってしまうのです。
肌は角質層を厚くして肌を守ろうとするために、角質を急いで生成しますので未熟な角質細胞が出来てしまうのです。
１．肌が乾燥すると
２．角質のバリア機能が低下して、
３．外からの刺激から肌を守ろうとして角質が厚くなり、肌が固くなります。
４．急いで角質細胞を生成するため、未熟な角質細胞が出来、
５．未熟な角質層ばかりで厚くなる。
このようになると悪循環で肌が乾燥するたびに、皮膚は厚く硬くなってしまいます。
肌の乾燥対策としては、まず保湿することです。そのためにはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分をしっかり与えて肌の保水力を取り戻すことが肝心です。
厚くなった角質層はピーリングで取り去ってしまうのも効果的です。
市販されているピーリング剤は、化粧水タイプよりも石鹸タイプの方が比較的肌には刺激が少ないようです。
肌の保湿とやわらかさについて
